高齢化社会では「運転できなくなる」→即、孤立化に。③
スーザン史子
100円バスなど、地域密着型のバスが運行されている地域がある一方で、高齢者の都バスの無料パスも廃止になったり、障害者の医療助成も少なくなっています。そのあたりのインフラは、地域によってまちまちなんでしょうが、福祉施設の人手不足なんて話も聞くと、今後お年寄りが増えていくのに対して、十分なインフラが望めるという感じではないですよね。
阪神大震災を経験した知人がこういっていました。
「関西だったから、まだ立ち直りが早かったけれど、東京だったらもっと時間がかかると思う」と。関西は東京とは違って、知らない人でも、気軽に声がけをするような、いい意味での気安さがあるけれど、東京だと隣に住んでいる人がわからないといった状態もありますよね。
このような非常事態でなくても、普段から声がけをするような、多少のおせっかいみたいなものが必要なのかもしれませんよね。とはいっても、そうはなかなかうまくはいかないんでしょうけど・・・・。なんせ、耳栓するぐらいですから(笑)。いろいろな事件で、人を信じられなくなっているというのもありますし。
今回、義父が運転できなくなってしまったことで、ちょっとお年寄りの立場に目を向ける機会を得ました。交通のありかたも含め、お年寄りが孤立しないよう、地域の中でいざとなったときに助け合えるような、そういう社会作りをしていかなきゃいけないんだな~と思いました。今後も、なにかの折に触れ考えてみたいと思っています。
高齢化社会では「運転できなくなる」→即、孤立化に。②
スーザン史子
そういった状況は、地方に行けば行くほど深刻。過疎の土地では電車やバスが廃止され、よりクルマに頼っている人が多いわけで、近くに家族がいないような老夫婦なんかは、不便なだけでなく、家から一歩も出られない、孤立した状況に陥ってしまうわけですよね。
高齢者の操作ミスや認知ミスによる事故が増え、免許取り消しといった措置も検討されています。確かに、認知症などの症状があるといった人に対しては、それもしかたがないのでしょう。高速道路を逆走してしまったという事例もありましたしね。
でも、これまでクルマを運転していた人にとって、クルマという足が奪われてしまったときに、国や、地域として、孤立しないための対策も考えなければいけませんよね。
3月20日付の日経新聞に、「首都高齢化」「連帯薄れ孤独死も」という記事が出ていました。都営住宅でも高齢者世帯が増えているといったことから、これまでは、地方で顕著だった高齢社会が都市でも深刻になってきていて、そのためのひとつの対策として、業者が毎朝配る乳酸菌飲料をお年寄りに直接手渡しするという内容のものでした。
最近は、居酒屋に入ってもなにかと個室が多いし、できれば、他人とのかかわりは最小限にとどめたいという人が増えていますよね。そういうワタシもそのひとりだし、できれば自分たちで自由に生活したい、と考えてはいます。喫茶店でも、隣の人がうるさいと、耳栓しちゃうぐらいですから(笑)。やっぱり現代人病ですかね?
とはいえ、近所にいる親とは、たまには一緒に夕飯を食べたりして、お世話になったりすることだってたくさんあるんですよ。できれば付かず離れず、お互い気兼ねせずに、うまくやっていきたいってのがホンネです。そんなわけで、ワタシなりに、家族とのコミュニケーションをどうはかっていったらいいのかなど、ようやく考え始めたんですよ。
高齢化社会では「運転できなくなる」→即、孤立化に。①
スーザン史子
今回はちょっとマジメな話です。
義理の父が、近くのものも見えづらくなるほど目をわずらい、クルマの運転ができなくなってしまいました。それまで毎日働きに出ていた父ですから、家から一歩も出られない事態に、かなり参っているようです。近所に住んでいるので、病院への送り迎えや買い物など、クルマが必要なときは、なるべく運転を引き受けるのですが、さすがに仕事が入っているときは、バスやタクシーを利用してもらっています。
クルマで15分程度の場所に大学病院があって、バスも出ていますが、近い場所にもかかわらず1時間に1本しかないので、途中で乗り換えをしたり、かなり遠回りをしたりしながら、病院へ通っているみたいです。今まで自分で運転してどこへでも行けていた人が、突然運転できなくなると、やっぱり不便ですよね。
祖母が九州で一人暮らしをしています。彼女の口癖は、いつもこうです。
「ここが一番。駅も歩いて5分だし、スーパーも近いしね」。
「スーパーが近い? そんなことのどこが大事なわけ?」と、ワタシはいつも思っていたんですよ。でも、義理の父の一件があってからはそれがお年寄りにとって、とっても大事なことだとわかったんです。
もう80歳だし、もちろんクルマもない。誰も頼ることのできない祖母にとっては、駅やスーパーが近く、自分の足で歩いていけるということは、生きていくこと、そのものに直結しているんですよね。お年寄りにとって、一人暮らしは気楽でもある一方で、とっても大変だし、不安もいっぱいあるんですよね。
SAは海老名だけじゃない!!
スーザン史子
11月の5日、そう、それは忘れもしない連休の最終日。ワタクシ、よせばいいのに、御殿場のアウトレットモールに行ってしまったんです。すでにその時点で、「ヤバイでしょ・・・それ」ってな感じなんですが、帰り道は案の定、激しい渋滞にズッポリハマってしまいまひた。トホホ。
その日は、友人と一緒に、前日から御殿場に泊まりに行っていて、午前中に日帰り温泉にいって、帰りにアウトレットに寄ってから帰ろうという予定だったんです。渋滞を避けるために、なんとか昼過ぎには東名に乗ってしまうつもりだったんですが・・・結局買い物が終わったのは夕方の5時!! ま、ワタシは結局なんにも買わなかったんですけどね。
とにかく、この時間帯じゃ、もう渋滞に巻き込まれるのは必至。御殿場で高速に入った時点で、すでに渋滞は25キロ。東京までは2時間以上という表示が出ていたわけですよ。
ま、秦野中井あたりまでは、結構ビュンビュンいけたんです。ところがそこからが大変。もう平均時速5キロに満たない、ズルズル状態。いけどもいけども、依然25キロ渋滞の表示は変わらないし、一体全体何キロ渋滞なのよ? みたいな状態で。
相変わらず、めちゃくちゃトイレにも行きたくなるし、膀胱が破裂するかと思いまひた。中井PAで一度トイレ休憩をしたのですが、厚木に着く前ですでにトイレを我慢していて、海老名SAで休憩しようと思って我慢してたのに、海老名に入るのにズラーーっと路肩に並んでるんですよ。
ちょっと冷や汗流しながら、「こりゃ、ダメだ!」とあきらめ、隣の車線に入り、海老名を過ぎてみると、なんと目の前がパアーーっと開けて、なんと、すっかり渋滞解消しちゃってるわけです。
それまでは大和トンネルを先頭にした、サグ渋滞だと思ってたんですよ。平成15年の3月から、海老名SAから綾瀬バス停までの約3kmの区間が4車線になったんですけど、そのおかげで、綾瀬バス停付近の渋滞が解消されたかわりに、その先の大和トンネルで渋滞するようになったんで、てっきりその日もそれが原因だろうなんて思っていたのです。ところがどっこい、これは正真正銘の海老名SA渋滞だったんですね。
「ったくーー、海老名だけがSAなわけじゃなし、もっと分散して休憩してくんなきゃ困るよ~!!」なんて毒づきつつ、結局、港北SAに到着したのは、8時半。3時間かー。いやはや、連休最終日の渋滞のヒドさには参りました。
後日、知り合いの方から、「あ、あの日は、たしかトータルで60キロぐらい渋滞してたでしょ?」といわれました。あーー、そんなにすごい渋滞だったんだーと改めて思いました。みなさん!「とりあえず海老名で」という考えはやめにしましょう、SAはいっぱいあるんですからっ! あー、しんど。
渋谷に新スポット!:街と交通の歴史を考えた
スーザン史子
先日、渋谷に行った際、ハチ公口にこんなものが設置されていました。レトロなこの車両は、超軽量電車500型としてお目見えした記念すべき第1号車だそうで、昭和29年10月15日~昭和45年3月29日まで東横線で使われていたものなんだとか。
中にはいってみると、このように昔の渋谷駅周辺のたくさんの写真が展示されていました。渋谷といえば、ワタシも小さいころからプラネタリウムを見に行ったり、デパートに行ったりとなじみのある街。今も都内へ出るにはかならず渋谷を使うほど、なじみのある街です。
とにかく渋谷は、いついっても人で埋め尽くされているといった印象で、人が多い街。学生のころ、地方から出てきた友人が、「ここでは年中お祭りやってんの?」と聞いてきたぐらいで(笑)、三十路過ぎたいまじゃ、歩くだけでもクタクタって感じになっちゃってますけど、昔は、ほんとになんにもなかったんですね。明治の頃に、渋谷⇔恵比寿間にSLが走っていたなんて、想像もできないでしょ?
ちょっと前に、近所のおばあちゃんと話したことを思い出しました。
「ワタシがお嫁にきた当時は、旧246をずっと歩いてきたの。道路は舗装もされてない砂利道で、この辺は竹林と沼だったんですよ」
おそらく昭和20年半ば~30年ぐらいのことでしょう。電車の駅も渋谷から途中の溝の口駅あたりまでしかなくて、それから先は徒歩でしかいけなかったんですね。徒歩が当たり前だった時代から、クルマや電車という乗り物ができて、ずいぶんラクになったんだなあ。
ワタシなんか、ちょっと坂が多いだけで、ブーブーいっとりますが、そんなんじゃダメなんですね~。しかも、ちょっとの荷物でもコインロッカー使うんですから。ヤワですねえ~。ほんと、乗り物がなかったら生きていけませんよ。
ほんと、電車さまさま、クルマさまさま。乗り物に最敬礼ですっ! 渋谷に行った際には、ちょっとこのレトロな電車の中をのぞいてみると面白いですよ。
コロッケで考えたこと2
スーザン史子
今、実用に向けて研究がなされている、バイオディーゼル車の燃料も、菜種油などの食用油からつくったもの。排出される二酸化炭素は、もともと生物が成長する過程で大気から取り込んだものなので、温室効果ガスの排出削減につながるってことで、将来的に期待されている燃料なんですよね。
そもそも、いったい1Lのなたね油をつくるのに、いったいどれだけのなたねが必要なんでしょうかね? ふだんごまをすったりしているときに出る油だって、あるかないかぐらいの少量だし、想像もつきませんよ。とにかく、うちのベランダでジャガイモを作ったときは、ひとつのたね芋から、4個ぐらいピンポン玉くらいの大きさのジャガイモしか収穫できなかったので、本当に、農業って大変なんだなあと思ったぐらいで。
それに、日本の食糧自給率なんて、北朝鮮とほぼ変わらないぐらいっていうから恐ろしいですよね。お金があるか、そうじゃないかの違いだけで、飽食の国か、飢えに苦しむ国かにわかれてしまうんですよ。そんな先進国ってないですよ。そんな状態なのに、今後、石油燃料の枯渇を見越して、食用油でクルマを走らせるっていってもね~、現実味がないっつーか。結局は海外に頼らなくちゃならなかったら、ガソリンでも食用油でも、燃料を買うって意味ではたいした違いはないってわけです。
でも、世の中には、すごいことを考える人もいて、たとえば、人材派遣会社のパソナって会社じゃ、南部さんっていうカリスマ社長の思いつきで、本社ビルの中で農業をやってるんです。就農支援プロジェクトの一環で、人工的に2種類の光を使って太陽光を作り、風、水の環境などを整えて、イネをはじめ、トマトなどの野菜も作っているんですよ。社員によると、かかった費用は、莫大みたいですけどね・・・。採れた野菜? それは本社にある社員食堂だったり、イベントで出されたりしているらしいですよ。いいですね~、採りたて野菜が食べられるなんて。
で、脱線してしまいまいしたが、パソナには、土と触れ合うことで、農業への興味を持ってもらいたいっていう狙いがあるようですね。とりあえずビルの中で農業ができると実証できたわけですから、将来的にこのシステムが普及して、もっと安くできるようになれば、不可能ではないですよね。試みとしてはすごく面白い。
とはいえ、そんなに急に農業就労者が増えるとも思えないし、自分の立場で考えても、まずムリなわけです。やっぱりこういうのって国家的なプロジェクトで、農業を普及させて、まずは、食料自給率をあげて、その上で、クルマの燃料として、菜種をわんさか生産するとかしないとムリかなあ~なんて。ま、よく考えたら、国内生産すると、それだけでお金がかかりそうなんで・・・・やっぱムリなんですかね~。いったいどうしたらいーんだろ? 国内でまかなうエネルギーって・・・。
コロッケで考えたこと。
スーザン史子
昨日久々に家でコロッケを作ったんです。1袋20個ほど入ったジャガイモが280円で売っていたので、「この値段はありえない!!」と思い購入してしまったんで、一気に消費してやろうっていう魂胆です。通常、ウチで揚げ物をつくるってことはあんまりないし、普段はオリーブ油か、ごま油しか使わないので(一般的にサラダ油は石油系の溶剤を使って抽出されていて、体によくないって聞いているので)、大量に使うために、わざわざサラダ油を買いにいったんですよ。日清キャノーラー油ヘルシーライトってやつで、1L容器に入ったものを、コロッケ6つあげて、全部使っちゃいました。
先日とんかつ屋に行ったんですけど、お店だと、家庭用の小さい鍋とはちがって、大きな流し台みたいなところで、もっとたくさんの油をドバドバ使っているでしょう? 家庭で1回の揚げ物に1L使ってしまうということは、お店だと1日10L、いやそれ以上じゃないでしょうか? いったい年間でどのくらいの油を消費しているんでしょうね? 今度、ヒマな時に聞いてみよっと。
油1Lといえば、学生時代に、マイレッジレースというエコカーレースのレポーターのバイトをやった事があるんです。それはガソリン1Lで、いかに長距離を走れるかを競うレースなんですね。参加者のみなさんは、FRPや、紙といった材料で、車体をできるだけ軽くして、エンジンにはカブなどのエンジンを載せて、人がひとり入れるだけのコンパクトな車体を作って、距離を競っていました。最後は、やっとこさ進むって感じで、「シューー・・・・」と息絶え絶えに減速して止まってしまうんですけど、できるだけ体重の軽い人を乗せたり、無駄のない運転をするかっていう、究極のチャレンジに、みなさんハマっているようでしたね。揚げ物なんかで、バンバン油使っちゃうのを考えると、1Lの油(ガソリン)を大切に使うということでは、すごく意味のあるチャレンジですよね。(次回につづく)
バンクーバーでは、日本車が大人気!
スーザン史子
先日、カナダのバンクーバーに行ってきました。ワタシにとっては、カナダ初上陸。さて、どんな街なんだろうと思って、巨大ショッピングモールに入っていくと、中国語や韓国語もけっこう飛び交っていたんですよ。日本人留学生も住みやすいということで多いのでしょうが、とにかくアジアの人たちがたくさん住んでいるようでした。しかも、ホテルのすぐ近くには唐人街があって、中国人向けのスーパーなんかもあったりして、カナダにいく3日前までいた上海に戻ってきちゃったかと思ったほど。
そんなアジア人の多い土地柄は、クルマ事情にも表れていて、ブラブラと歩いたり、クルマからの風景を眺めているだけでも、日本車が7割ぐらい走っているんじゃないかってぐらい日本車が多いんですよ。トヨタ・カローラや、レクサスIS、ホンダ・アコードに、シビック、日産・インフィニティG35、ティーダ、それに、マツダ車も結構多かったなあ。土地柄、フォードやダッジの大型バンなんかも多いですけどね。
日本に住んでいると、日本車は、当然ながら国産車。ありふれていて、別に特別な存在ではないけれど、海外では、日本車も輸入車なわけです。そういえば、大学生のとき、ちょっとホームステイしていたアメリカのホストファミリーのクルマもマツダのMPVでした。外国の人たちが日本車に対して抱いている印象って、そんなにオシャレってわけではないけど、壊れなくて実用的ってとこかな? なんだか日本人に似てるなあ(笑)。
そういえば、バンクーバーって、カナダで言えば、トロントと肩を並べる(!?)大都市だったりするわけですけど、人口密度メチャクチャ少ないですよ。朝の出勤時間にブラブラしてましたけど、人がパラパラ歩いてるって感じで。日本の渋谷や新宿の1分や2分ごとに満員電車がなだれ込んでくるような風景はどこにもなく、ほんとにのんびりとしています。通勤渋滞もないですしね。カナダの日本車は幸せだなあ~。
とにかく、土地柄は違えど、日本車が海外でも頑張っているのを見ると、それを作った日本という国は小さな国だけど、素晴らしい国だなあ~、素晴らしい国民だなあ~と改めて感じました。日本車って、つまんないとか言われるけど、違う視点で見れば、海外の多くの人々にも愛されているんですよ。素晴らしいじゃありませんか! 日本車バンザイ!
上海サーキットへは渋滞知らず。
スーザン史子
先日、F1上海GPに行ってきました。上海は、つい2ヶ月前に行ったばかりでしたが、すごく渋滞が多いんですよね。中国でのクルマ所有率は、まだ、人口の約10分の1らしいのですが、10分の1といっても、13億人、いや、正確には15億人以上いるだろうといわれている人口なのです。しかも、クルマ所有者の多くは北京や上海といった都市部に多いのですから、渋滞の激しさは想像がつくのではないでしょうか?
しかも、今回はF1グランプリ。15万人ほどの人たちが一気に集まるとなれば、どんな激しい渋滞になるのだろうと、内心ビクビクしていたのです。これまで、ワタシがF1日本GPで鈴鹿に行ったときは、残り10周のところでサーキットを出発し、渋滞にハマらないようにしていたのです。駐車場で5m動くのに1時間かかったなんて話をきいていたので、とにかく、渋滞にハマるのだけは勘弁って感じで。
ところが、今回、上海駅ちかくのホテルからタクシーでサーキットに向かってみると、意外にもスムーズに行くことができました。まだ予選前の木曜や金曜は30分ほどで到着します。おおむね高速道路でも時速80kmで走るので、そんなに飛ばしてるわけではないのですけどね。
心配していた決勝日の帰りにも、一斉にたくさんのバスが出発したにもかかわらず、1時間半でホテルに到着しました。3倍の時間がかかっているとはいえ、まず、サーキットの駐車場で右往左往することなんてなく、バスは、一番近い高速入り口を避け、もうひとつ先の入り口から入ったり、場合によっては回り道をしたりして、ある程度市内に近くなった料金所で渋滞し始めたという感じでした。
しかも、上海サーキットに合計4日間通った、往復の道あわせて、1度として同じ道を通っていないということに気づきました。タクシーのドライバーが変わるたび、「ボられてるんじゃないか? 道が違っているんじゃないか?」など、いろいろ心配もしたのですが、とにかく、上海市内からサーキットへの道は、かなりいろんなルートが作られているってことなんですね。これには、同行したカメラマンさんと一緒に驚きました。
F1日本GPが富士スピードウェイで開催されるようになると、渋滞はどうなっちゃうんだろう?と、今からおっかなびっくりしていますが、とにかく、上海サーキットへの道路づくりは成功ですよ。ま、労働力もいっぱいあるし、土地がいっぱいありますからね~(笑)。
よそ見運転コワッ!
スーザン史子
幼稚園児の列にクルマが突っ込んで、児童4人が亡くなったという痛ましい事件がありました。ドライバーが、カセットテープを換えようとして、よそ見をしていたというのが原因だったそうですね。ほかにも、助手席の孫の世話をしていたら、人を轢いてしまったという事件もありました。事故にはならないものの、車内でちょっとCDの入れ替えをしたり、子供の様子につい気をとられたりということ、みなさんにも、思い当たる節がありませんか? ワタシは、まるで自分のことのように恐ろしく感じました。
よそ見運転といえば、走行中の携帯電話が大きな理由のひとつでしたが、これについては、取り締まりが厳しくなったせいもあり、みなさんも気をつけるようになりましたよね。とはいえ、クセモノはナビです。ワタシは、純正ではない後付けのナビをつけているので、実際のところ、走行中に操作もできています。しかも、うちのはとんでもないバカナビなので、よくありえないルートを検索しちゃったりするわけですよ。そんなときは、「何やってんの、バカ!」とか罵声を浴びせながら、ガンガンいじっちゃったりするわけです。
ですから、よりいっそう気をつけないといけないなと、連日のニュースを見ていて、改めて思いました。
では、よそ見運転をしないようにするためにはどうすればいいのでしょう?(まず、ワタシの場合はあのバカナビを取り替えるってことも必要かもしれませんが・・・)
F1マシンのように、アクセルやブレーキ以外の操作機能をすべてステアリングに集中させるとか、いろいろ方法はあるかもしれません。が、現状今できることとしては、小さい子供はリヤシートに座らせるとか。あとは、個人レベルで、クルマは危険な乗り物だという意識を高めるしかないのかなと。人の命の大切さと、事故の悲惨さをもっと強くドライバーひとりひとりに植え付けていかないと、こういう事故はなくならないのかなと。
先日、うちの近所を走っている清掃車がかなりのスピードで走り去っていきました。しかも幼稚園の正門のある、クルマ2台がやっと通れる細い道をです。毎日走ってる道なんですから、子供が通ることぐらいわかりそうなもんなんですけどね・・・。
とにかく、ドライバーのみなさん、ひとごとじゃないってことです。気をつけましょう!