設立の趣旨
クルマを「被告席」に座らすことは、断じてさせない・・・。
自動車の大量生産が始まって約100年。以降、世界中で急速にモータリゼーションが発展を遂げ、その反面、大切なモノも失ってきました。
交通事故によるかけがえのない命、取り返すことの出来ない大切な自然環境、国際紛争の原因ともなる化石エネルギーの争奪など、数えあげればキリがありません。
人々がモータリゼーションの拡大に伴うリスクを肌身に感じるまでには、それから70年近くの歳月を要し、その最終的な解決策を結論づけられず今日に至っています。
しかし、悲観的な話ばかりではなく、人類こそが持ち得る英知や技術力、なにより情熱によって、モータリゼーションにおける幾つもの難題を解決し、クルマは人々の生活に利便性や快適性、エモーショナルな魅力を提供し続けてくれています。
本来、クルマは人類が発明した物の中で、最も夢がある素敵な機械です。
クルマや道を安易に悪者にしたくない。
こんな発想からクルマ社会に対し、さまざまな提言を行なうべく「mobility21(モビリティーニジュウイチ)」が設立されました。
メンバー構成
発起人はモータージャーナリストである清水和夫、長年クルマビジネスを手がけてきた株式会社モータープロモーション、株式会社スパイスコミニケーションズ、株式会社テクノメディアのスタッフ、そして、フリーのジャーナリストで構成されています。心からクルマを愛するスペシャリストが集いました。
「mobility21」はNPO法人(特定非営利活動法人)として内閣府認証されています。モータープロモーション代表の藤原猛史が理事長に就任し、法人登記、内閣府への設立完了の届出も済み、NPO法人に関する手続きもすべて完了しています。
ITS11(アイティーエスイレブン)
mobility21の趣旨に賛同してくれた新進気鋭のモータージャーナリスト達です。
勉強会を通じて、クルマをさまざまな視点から捉えた評論を展開してくれます。
mobility21の情報発信のベースが本サイトであり、ブロガーとなってくれる彼等のブログが重要なヒントとなると考えています。
mobility21の対象と仲間
- 自動車メーカー
- 自動車関連サプライヤー
- 道路運営事業体
- エネルギー産業
その他にも職業運転者団体やタクシー会社、運輸関係各社および協会、団体、自動車教習所や各種運転指導学校など、クルマに係わる事業体すべて・・・
そして、クルマを愛する人すべて・・・
活動テーマ
「人・クルマ・道路」が基本テーマですが、個別テーマとして下記のようなテーマにも取り組んでいきます。
- 交通安全:
- 高齢者向けのドライビング教習、ファーストエイド・AEDの認知向上、チャイルドシートの正しい装着講習など
- 環境問題:
- ユーザーに理解しやすい比較走行イベントや情報発信、最新のディーゼル、ハイブリッド、燃料電池車の理解促進など、環境・代替エネルギー問題をより身近なものとする活動
- ITS:
- モビリティを激変させ、革命的な立場を担うであろうITS。ETCの便利な活用術から、最先端のITS事情を発信
- 道路:
- 道がなければクルマ社会は成立しない。最近の高速道路事業体の変革、最新情報のPRを行ないながら、ユーザーと共に高速道路を考える
多角的な活動
- mobility21主催によるセミナーの開催
- クルマ産業の垣根を越えた異業種間ネットワークの構築
- PRイベントの開催
- クルマ関連企業のPR活動のコンサルティング
- ジャーナリストを活用したメディア対応、展開
これからのmobility21の活動に皆さんの力を貸してください。
持続可能な素敵なクルマ社会を造りあげていきましょう。